～ チャーターヨットの先駆けとして ～
★ヨットとは？★
日本では帆の付いた船をヨットと呼んでいますが、漁船や貨物や旅客を運ぶ業務船以外の遊びの目的で作られたプレージャーボートやメガヨットと呼ばれる大型のモータークルーザーを総称してヨットと言います。18世紀前半、オランダの国王が英国の王様に1隻のヤハトと云う船をプレゼントしたのがヨットの始まりと言われております。
★チャーターヨットとは？★
世界的なヨットの普及で、欧米のヨットのオーナーたちから、自分たちの利用しない時に一般の人々にも海やヨットの素晴らしさを知って、人生の楽しみを味わってもらおうという趣旨で、船長やクルーの協力のもとに事業化されました。夏は地中海、冬はカリブ海や南太平洋などで楽しむことが出来ます。
★日本では？★
私共が1976年ごろから45Ftケッチのオーナーの協力を得て湘南の海で始めたのが先駆けとなります。1979年には全日空と提携してスカイホリデー号というトリマランヨットで沖縄の海で初めてクルージングを行い、地元で同様なヨットが生まれるまで5年ほど運航しました。その後1986年の東京ボートショウへの50Ftモータークルーザーの輸入展示を皮切りに、チャーターヨットもセールからパワーボートへと移ってゆきました。
1991年のバブル崩壊とともに、全国のヨット、ボートのオーナーや業者とともに日本チャーターヨット協会を設立、これらの仲間とともに東京港に初めての遊覧船桟橋（現在の朝潮小型船乗り場）の設置実現や英国生まれの100歳の118Ft 木造帆船CARIAD号を購入し10余年もの間、東京湾内にてチャータークルーズの普及に努めました。
2013年からは200名乗りの海賊船（Anniversary Cruise 171トン）にて東京湾にて旅客不定期航路事業を開始しております。
★今なぜ海賊船か？★
2015年の東京竹芝、有明、横浜ぷかり各桟橋での旅客不定期航路事業許可に続き、2016年4月には千葉みなと桟橋にて事業許可を取得しました。私たちは只走り回るのでなく、セールボートのようにそよ風を受けて、波と潮の香りを味わってもらい、多くの子供さんたちに冒険に満ちた海賊船の体験を経て、夢とロマンのある豊かな人生を送って頂きたいと願っております。
