特徴−従来品との大きな違い。
1.
円筒形FRP一体モールドにて軽量、コンパクト化に依るコストダウンに成功。
2.
両舷浮体共二気室構造に依り上下架時の安全性が向上しました。
3.
DIYで組み立て工賃が節約できます。二人で3〜4時間で組み立てられます。
4.
キット化に依り運賃コストの大幅な低減が可能です。
*
以上の特徴と直販により従来品より30%以上安くなっております。
その他の特徴
1.
上架中の安定性は勿論、愛艇の年1〜2回の船底塗料が不要なばかりかプロペラや舵などのチェックが簡単に出来、燃費の向上と安全性の向上に役立ちます。さらに愛艇の保管状態の向上から中古艇としての再販時の価格が高くなります。
2.
本体の操作は簡単で、FRP浮体の耐久性は半永久的です。架台は防腐塗装済みの木材又は亜鉛メッキ済みの鉄骨構造で日常のメンテナンスは不要です。
仕様書
直径600mm、長さ3、4及び5mのFRP円筒型浮力体をフランジにて接続し、両舷浮体上に木又は鉄骨にて船台を組み立て、この両舷の浮体へ送風して上架し、海水を入れて下架する方式の浮船台です。各機種の仕様書、組み立て図については別途用意しております。基本的な三機種の寸法を下に示しておきます。
機種 組立寸法(長x幅x高mm)
使用ボート全長 標準幅 最大重量
A6000 6,000 x 3,900 x 2,000 20〜24 feet
2.7
m 2.5トン
A8000 8,000 x 4,200 x 2,200 24〜30 feet 3.0
m 3.3トン
A10000 10,000 x 4,500 x 2,400 30〜35 feet
3.3
m 4.2トン
船底受部はマリンカーペットによるパッド仕様、V角度の調整は組み立て時に行って下さい。
浮体直径900,1000,1100,1200mmの各サイズを用意しており、長さ20m、50トン位のボート迄使用可能です。ヨット等の特殊船型等にも応じますのでお問い合せ下さい。
オプション
1.
フロートへの船底塗料塗装(2回塗)
2.
木と鉄骨の塗装(2回塗)
3.
コンプレッサーは電動式又はエンジン式のいずれかをお選び下さい。
4.
組み立て指導又は完成組み立て工賃は機種により別途お見積もりいたします。
製品リスト(価格見積)
設置場所等
モデル名
浮上能力 最低深度 最大幅 船台重量
浮体数x直径 浮体長さ 予定価格
A6000
2.5トン
1.0 m 2.7 m 約160
kg 2 x 600 6 m 750,000
A8000
3.3トン 1.2 m 3.0 m 約210
kg 2 x 600 8 m 880,000
A10000 4.2トン 1.4 m 3.3 m 約290
kg 2 x 600 10 m 990,000
A12000 5.08トン 1.6 m 3.8 m
2 x 600 12 m
A16000 6.78トン 1.6 m 4.2 m
2 x 600 16 m
B10000 9.52トン 1.6 m 4.4 m
2 x 900 10 m
B14000 13.33トン 1.8 m 4.4 m
2 x 900 14 m
C16000 18.84トン 1.6 m 4.6 m
2 x 1000 16 m
C18000 21.19トン 1.8 m 4.8 m
2 x 1000 18 m
D18000 25.62トン 1.8 m 5.0 m
2 x 1100 18 m
E20000 33.91トン 1.8 m 5.5 m
2 x 1200 20 m
消費税、運賃、組み立て工賃、コンプレッサー(エンジン式/電動式)オプション工事は含みません。
小型トラックでも簡単に運べます。
使用方法
上架作業:愛艇が浮船台に近づいたらエンジンをニュートラルにして浮船台の沈み具合を確認しながら船台の所定位置に愛艇を止め、愛艇のデッキ上からコンプレッサーとコントロール板を介して両舷の送風パイプに接続し、コンプレッサー(エンジン式/電動式)を稼動させ浮上させます。浮上安定後、安全バルブを締めておきます。
下架作業:まず安全バルブを開いた後、空気バルブを開いてフロート(浮体)の中に水が注入され、船と共に沈下し、船が浮いたらバルブを締めて、エンジンをかけ、船台に止めてあった愛艇を静かに後進させ浮船台から離れて出港します。
注意:上下架作業時に給排水時、左右の傾きの微調整はコントロール板にて行って下さい。その他組み立て説明書、仕様取扱説明書を参照し、安全なボーティングをお楽しみ下さい。
ご注文時の注意
I.
ご利用浮船台の目安として、愛艇の重量はボートのカタログ重量に10%位の積み込み品を加えた余裕ある最大重量をお申し付け下さい。愛艇の重量の不明な方は愛艇の写真、船検証書、図面等をお送り下さるか、クレーン等で吊って計量して下さい。
II.
標準幅は貴艇の最大幅に両舷各10cm位を加えた幅で調整いたします。
III.
ご自分で組み立ては面倒だという方には近くのボートディーラー又は当社指定業者が組み立て工賃実費にて組み立ていたします。尚、陸上組み立てで水面への移動にはトラッククレーン等が必要です。
IV.
係留場所は確保出来ていますか。愛艇と同じ様にしっかりとアンカー等で止めて下さい。
ボート・ヨット及び漁船用安全2気室型組立式浮船台についてのお問い合わせは 下記へ電話、ファックスかメールでお願いいたします。 株式会社フィンセールマリン TEL: 03−3407−5200 FAX: 03−3407−5889 e-mail: info@cariad.co.jp